ハンドメイドで稼ごうなんて考え、やめたほうがいいかも

 

こんにちは、のりこです。

 

ハンドメイドで稼ぐ、
っていうのは、
ハンドメイドを仕事、
ビジネスにする、
ということです。

 

ハンドメイドってそもそも趣味の世界で、
その趣味で稼ぐ、なんて、
そんな虫のいい話ない、です。

 

専業主婦のほんの少しのお小遣い、
くらいなら稼げる、でしょう。

 

しかし、
そのほんの少しのお小遣いをハンドメイドで稼ぐとしたら、
いったいどのくらいの時間を費やすのか、
なんて考えたことありますか?

 

ハンドメイドの業界では、
ひと月で10万円以上稼げると、
かなりの売れっ子、と言われてるらしいです

 

では、
この売れっ子がどのくらいいるのかというと、
全体で1割くらい、という話しです。

 

はっきり言って儲かりません。

 

例えば、
ひと月十万円の売り上げを上げたとします。
けれど、
材料費や光熱費などは必ずかかります。

 

イベントなどへの出店もあるでしょう。
出店料は千円や2千円ですむようなものではありません。
そこへいくまでの交通費もかかるし、
展示するのに計器も必要になります。

 

それらを差し引いたら、
手元にはいくら残るでしょうか?

 

本もハンドメイド関連のものたくさんあります。
「確実に稼げるハンドメイド入門」
「売れっ子ハンドメイドになる」
「ハンドメイド作家のブランドつくり」
のような、
あおりタイトルが並んでいます。

 

ハンドメイドのコンサルも流行っていますね。
「わたしのところで絶対稼げるハンドメイド作家になりましょう」
「ブログを書きましょう!」
「売れる導線をつくれば大丈夫」
とか、ね。

 

儲かるまで、
かなりの投資が必要なようです。

 

「ビジネスってそういうことですよ!」
そんなふうにコンサルのお姉さまから叱咤されそうです。

 

確かに、
自分の腕を磨くための投資はたくさんすべきです。

 

お金と時間と労力をかければかけただけのものは、
自分にもどってきます。

 

しかしそれは、
高いイベント料金を払ったり、
たくさん本を買ったり、
コンサルを受けたり、
そういうこととは関係ないはずです。

 

ハンドメイドで稼ぐ、
イコール、
好きなことを仕事にする
ということです。

 

自分のハンドメイド商品を売るために、
好きでもないブログを書いたり、
不確実な売れる?導線?を考えたり、
コンサルのお姉ちゃんから、
あーだ、こーだ、と言われては、
全然楽しくない。

 

ハンドメイド関連のブログをひとつ持っていますが、
ひと月に4~6回ほどの更新です。
イベントには一度も参加したことはありません。

 

売れっ子ではないですが、
売れっ子の手前くらいにはなっています。

 

ハンドメイドに関しては、
時給1000円、を目標にしています。

例えば、
5000円のものには、
5時間以内に完成させる、
ことを目標にしています。

 

ここには考える、
ということは含まれていませんし、
ラッピングしたり、
撮影したり、
そういう時間は含んでいません。

 

材料費は少ないです。
5%以下に抑えています。
つまりほとんどが、
自分自身の手間、です。


パートと違うのは、
すき間、すき間、の時間を活用していける、
ということです。
これは自由な時間が増えます。

 

ハンドメイドは、
稼ごう、なんて思ってするようなビジネスではなく、
楽しんでするもの。

 

楽しみの先に、
収入が発生した、
それくらいにしておくと、
さらにその向こうに稼げる世界が見えてくるのかもしれません。