若返りの水ハンガリアンウォーター

 

若返りの水、といわれている
「ハンガリアンウォーター」をご存じでしょうか。

 


ハンガリアンウォーターのいわれ

ハンガリー」と言われていますが、
誕生した具体的な場所・年代は不明であり、
製作者もさだかではないそうです。
誕生にハンガリー王妃であるエリザベート1世が関わっている、
またはハンガリーが起源である歴史的な根拠はなく、
ハンガリー王妃のエリザベート1世に関するエピソードは創作であり、
商品の箔付けのために考え出されたともいわれます。

 


ハンガリアンウォーターを愛用するエリザベート1世の物語

 

修道士もしくは宮廷に仕える錬金術師が、
70歳という高齢に加えリウマチか、
あるいは現代でいう痛風に悩まされているエリザベート1世のために
ローズマリーをアルコールに漬け蒸留したものを考案しました。
エリザベート1世はその蒸留水をとても気に入り、
体に塗ったりまた飲用水として飲んだりしたともいわれています。
やがてエリザベート1世は魔法のような蒸留水のおかげで
元気と若々しさを取り戻していきました。
この魔法のような蒸留水こそが
ハンガリアンウォーターの始まりとされています。
ちなみにこのハンガリー王妃のエリザベート1世、
72歳のときに20歳のポーランド王子様にプロポーズされました、とさ。


若返りの水、といわれるのは、
72歳のときに20歳のポーランド王子様にプロポーズされました、
ここからくるのでしょうね。
この時代から女性はアンチエイジングは大好き、ですね。

 

 

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このハンガリアンウォーター、自分でも簡単に作れます!
チャレンジしてみましょう?

 

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ハンガリアンウォーターの材料

■ドライハーブ

ローズマリー:10g
ペパーミント:10g
ローズ・レモンピールまたはオレンジピール:各5g
お好みでラベンダー:5g

 

■その他材料

精製水:200ml
無水エタノール:100ml
※飲用にする場合は精製水・無水エタノールウォッカ300mlに変更

 

こちらは漬けたてのハンガリアンウォーターです。

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ハンガリアンウォーターの作り方

・ハーブを煮沸消毒した保存容器に入れます。

・ハーブがしっかりと浸かるまで精製水と無水エタノールウォッカを入れます。

・常温で約30日保存してください。

・できあがったらコーヒーフィルターや茶こしなどを使ってこします。

・精製水で15倍~20倍に薄めたらハンガリアンウォーターのできあがり!

 

かなりふやけたハンガリアンウォーター

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ハンガリアンウォーターの使い方

・手作り石けんにいれる。
・化粧水にする。
・普段使っているシャンプーに混ぜる。
・入浴剤にする。

 

リッチな使い方としては、
入浴剤にするのはいかがでしょうか?
肌のかゆみや筋肉の疲労にも効果がありますし、
ハーブの香りが疲れた体と心を癒してくれます。
エリザベート気分に浸ってみるのも良いものですよ!

 

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ドライハーブはどこでも手に入るし、
ネットで購入もできます。

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ドライハーブが余ったら、お茶にして飲んでしまいます!

 

もうちょっと凝ってみようと思ったら、
自分でハーブを育てる、ところからもできますね。

 

ペパーミントやラベンダーは、
北海道でも一度庭に植えてみたら、
宿根なので放っておいても、
毎年育ってきます。
放っておくと、
どんどん増殖していきますよ。

 

家で採れたラベンダーです!

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