高度な感覚処理感受性を持つ人、HSPってご存知ですか?

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こんにちは、のりこです。

HSPって知っていますか?
こういう方って、結構周りにいますね。
あなたはいかがでしょうか?

 

 

 

HSP~ハイリー・センシティブ・パーソンとは?


ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、
生得的な特性として、
高度な感覚処理感受性を持つ人のことです。
簡単にいうと「人一倍、敏感で繊細な人」という意味です。
1996年にエレイン・N・アーロン博士が考案したもので、
全人口の15%~20%(5人に1人)が
この性質を生まれながらにして持っています。

 

病気や障害ではなくあくまで性質の一つで、
繊細に生きるあまり、生きづらさを感じてしまう性質です。

 

生きづらい人生だ~と感じていたり、
もしかしてわたしも?
と思ったら、こちらの本を参考にしてみてください。
試し読みも出来ますよ。

 

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)

 

 

セルフチェックが出来るので、トライしてみるといいと思います。
私もチェックしてみましたが、
かなりの数が当てはまっていました。

 

「腑に落ちた」というのがまずはじめの印象で、
そのあとに、すごくほっとしたのを覚えています。

 

自分はそういった『気質』の持ち主であって、
異常でも特別でもないのだ、
ということがわかったからです。

 

この本の中では、
海で漁をするときに使う【網】に例えています。
細かい目の網を使うと、
粗い網目のものに比べると、
いろんなものが引っかかり、余計なゴミもたくさんひっ掛かる。
それに大きな魚がかかると破れてしまったりする、
なので目の粗い網をもった人のほうが生きやすいように思えると。

 

そういう例えもありだな、と思いました。
わたしが例えるとするなら、
吸水性の良いフワフワのタオルでしょうか。
たくさん水を吸い取るということは、
タオルの方はずっしりと重たくなりますね。
荒い目のタオルだったら、
水を含んだらすぐに自分で絞ればいい。
吸水性の良いタオルを自分で絞るのは難しいですね。

 

 

五感からくる刺激


 光、音、匂い、感触といった五感が受け取る刺激に敏感です。


【光】見えるもの

 例えば、職場などは蛍光管であることがほとんどですが、
 あの真っ白い光に長時間さらされるのにとてもストレスを感じます。
 これは学生時代も同様でしたね。


【音】聞こえるもの

 映画や観劇などは始めからそういった心構えで行くので問題ありません。
 苦手なのは、
 突然の甲高い笑い声や咳やくしゃみです。
 特に甲高い笑い声には鳥肌が立ちます。


【匂い】

 香水、体臭、煙草、お酒には敏感です。
 かと言って居酒屋に行かない、ことはありません。
 これも予めわかっていることだから、
 心構えが出来ているので大丈夫。

 

【感触】肌触り
 着るものの、その肌触りは気にします。
 あと、静電気には敏感です。
 

この五感について共通しているのは、
予めわかっていると心構えがあるので回避できます。
でも、家に帰ってからどっと疲れることはあります。
なので、そういうところに行くときは、
相手を厳選しています。
これって人間関係と関わっていますね。
 

 

人間関係からくる刺激

 

 相手の表情や声の調子、
その感情を120~150%で受け取ってしまいます。

怒っていたり、不機嫌だったりすると、
頭から冷水をぶっかけられたような感じになります。

誰かの哀しみや喜び、懸命な姿、などをみると
胸がいっぱいになって涙が溢れてきます。

周囲の人の感情を感じ取ってしまい、
感情移入し過ぎてしまうことが多々あります。

わたしもあるある、と思っていませんか?

 

 

テレビや映画、インターネット

 
暴力的なもの、
グロテスクなもの、
誹謗中傷のひどいものは見ないことにしています。
見てしまうと、
長い間引きずってしまうし、
そこに巻き込まれてしまいそうになるから。

 

テレビは、
嫌だったり気に入らなかったりすると、
スィッチを切ったりチャンネルを変えたりします。
映画も同様で、
はじめから行きません。


要注意なのは、ネットです。
なんとなく見てしまうから、
切る、という機会を失いがちだし、
その情報がスルリと自分の中に入ってくる要素が強い、と思います。
なので、
個人的には要注意なものですね。
そういいいながら、
結構使っているんですけど( ^ω^)・・・ 

 

 

一人でいる時間の大切さ


これは絶対に必要な時間です。
孤独であることが、
特に日本では嫌われる要素ですが、
本当にそうでしょうか?


一人で本を読む、
一人で映画を見る、
一人で食事をする、
一人でお酒を飲む、
一人で買い物をする、
一人でいるときにこそ、
いろんなことを考えたり気づいたりするのではないでしょうか?


別に人嫌いではありませんし、
友人がいないわけではありませんが、
一人でいる時間は大切です。
このあいだにリセットするから。



HSPを知ることで


HSPを知る前は、
気にし過ぎる自分を卑下していました。
けれど、
そういう気質なのだ、と知ることで、
本当に楽になりました。

 

けれど、
知るだけでは楽になりませんし、
やはり生活に支障があるようでは困るので、
こういう影響を受けにくい、
心とからだをつくることも大切です。

 

自分の軸をもつことで回避できることはたくさんあります。

 

セルフヒーリングメソッド講座では、
そういった心とからだをつくる第一歩となれば良いな、
と思っています。

 

 

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