平成時代は天岩戸が閉じられていた!!

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こんにちは。

 

八方ふさがりだった平成時代

 

2018年は異常干支、ということは前回お話しました。

 

minamoto888.hatenablog.com

 

それとともに平成も終わりに向かっています。

なんだかんだと慌ただしく時の流れが変化している、
と感じています。

 

 

平成、どんな時代だったか振り返ってみます。
平成、という字は、
一(い)、八(は)、十(と)、成るで、
平成、となります。

 


いはと→岩戸
成る→閉じられる

岩戸が閉じられている、そんな時代でした。

 

 

八方ふさがり、という言葉がぴったりでした。
災害も多かったし、
金融、経済もかなり停滞。
なんだか明るい話題もなく、終わっていきます。

 

天岩戸神話のお話し

天岩戸神話のお話しはご存じだと思いますが。
太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった岩戸隠れの伝説。
ここからは天岩戸の神話のお話しなので、
知っている方は読み飛ばしてくださいね。


神代(かみよ)の昔、
空の上に高天原という神々の世界がありました。
太陽の神天照大御神(あまてらすおおみかみ)様や
弟の須佐之男命(すさのをのみこと)様、
その他多くの神々が暮らしていました。

 

須佐之男命(すさのをのみこと)様は、
田んぼの畦(あぜ)を壊したり馬の皮を逆剥(さかは)ぎにしたりと、
大変な暴れん坊でした。
あまりにひどいいたずらにお怒りになりました

 

天照大御神(あまてらすおおみかみ)様は
天岩戸(あまのいわと)と呼ばれる洞窟にお隠れになりました。
太陽の神様がお隠れになると世の中は、真っ暗になりました。
食べ物が育たなくなったり、
病気になったりと大変なことが次々と起こります。

 

困りました八百万(やおよろず)〈大勢〉の神々は天安河原(あまのやすかわら)にお集まりになられ、御相談かわされます。
御相談の結果天岩戸(あまのいわと)の前で色々な事が試されて行きます。
まず、長鳴鳥(ながなきどり)を鳴かせてみます。
〈鳴かせてみました長鳴鳥(ながなきどり)、これが今の鶏です。
朝、鶏が鳴きますと太陽が昇ってきます、
鶏の鳴き声には太陽の神様を呼ぶ力が有ると言う事で鳴かせてみます。
現在でも、鶏を放し飼いにしている神社がありますが、
元はこの長鳴鳥(ながなきどり)から始まっています。〉
しかし、天岩戸(あまのいわと)の扉は開かず失敗しました。

 

次に、天鈿女命(あめのうずめのみこと)様が
招霊(おがたま)の木の枝を手に持ち舞をされ其の回りでほかの神々で騒ぎ立てます。
すると、

天岩戸(あまのいわと)の中の天照大御神(あまてらすおおみかみ)様は
「太陽の神である自分が隠れて居るから外は真っ暗で、
みんな困って居るはずなのに、外ではみんな楽しそうに騒いでいる。
これはどうした事か?」
と不思議に思われて天岩戸(あまのいわと)の扉を少し開けて外を御覧になられます。
神々は、騒いでいる理由を伝えます。
「あなた様より美しく立派な神がおいでになりました。」
「お連れ致します。」
と言い鏡で天照大御神(あまてらすおおみかみ)様の顔を写しました。

 

自分の顔だと分からなかった天照大御神(あまてらすおおみかみ)様は、
もう少しよく見てみようと扉を開いて体を乗り出しました。
その時、思兼神(おもいかねのかみ)様が
天照大御神(あまてらすおおみかみ)様の手を引き、
岩の扉を手力男命(たぢからをのみこと)様が開け放ちまして
天照大御神(あまてらすおおみかみ)様に
天岩戸(あまのいわと)から出て頂くことが出来ました。


この神話を読むと、
天皇家のいま、とぴったりとはまってます。
もうすぐ平成が終わり、元号が変わります。
まさに天岩戸が開いて、ですね。
雅子さまも活躍しはじめるのかな。

 

 

気の流れが変わるから時代も変わる

 

元号が変わる、
というのは時代が変わることです。
当然、気の流れも変わります。
気の流れが変わるから、時代も変わらざるを得ない。
と言う方が正しいかもしれません。

 

 

天皇というリーダーが交代するということは、
会社の社長が変わる、みたいなもの。
社長が変わると企業文化や社風もかわります。
 

 

つまり、
国民も変わっていくのです。
いろんなことが変化していくでしょう。
東京オリンピックも、
その変化を加速させるためのものです。

 

 

では、
わたしたちはどんな生き方をしていくべきでしょうか。
真剣に考えなければいけないときがきた、
とひしひしと感じています。

 

 

異常な気が流れるときなので、
一歩間違えると、
迷宮に入ってしまいやすいのです。

 

 

道を間違えることなく、
強い意志をもちながら、
天岩戸が開いた明るい時代を乗り切っていきたいな。

 

追伸:妄想です。

天鈿女命(あめのうずめのみこと)が歌い舞い踊ってるのが気になって、
アマテラスオオミカミが天岩戸の扉をちらっと開けてのぞいてみました、
のくだり。

この天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、
現代でいうと『歌姫』であるアムロちゃんかな。
平成に大活躍して、
平成にその幕を閉じます。

とてもドラマティックな人生を歩むアムロちゃんは、
平成を盛り立ててくれた女神だったな、と感じます。

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